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いつまで「修行中」なのか 2
油分の残ったタオルで火災発生
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修行中アロマセラピストの右往左往福岡編 2007年8月 |
●いつまで「修行中」なのか 2 2007 /8 /2
今年3月に書いた記事の続き。一部抜粋します。
「修行中」の基準も本当に人さまざまですね。相当なキャリアを持っているのにいえいえまだまだと勉強に励む人、大して長くないのにどかんと大掛かりなセミナーとか始めちゃう人、お話をうかがっていると色々です。私は前者の謙虚さを好ましく思う反面、時には後者の大胆さが必要なこともあるよなあと感じています。
今でもこの考えに変わりはありません。
ですがしかし、「そりゃちょっと大胆すぎでしょ」と言いたくなる方もちょくちょく見かけるようになりました。何故かこちらに帰ってきてから。特定の方を非難しようというわけではないので詳細は省きますが(すいません察してください)、この仕事を何だと思っているのかと。
キャリアの長さが技術の優劣を決めるわけではないとおっしゃるかも知れませんが、私は少なくともそういう方に自分の体を任せる気になれません。地方差別と言われるかもしれませんが、アロマ発展途上の福岡だからできることだと思います。サロン過多の東京や大阪ではすぐに淘汰されてしまうでしょう。
資格とってからしばらくサロン勤めするとか、せめてお友達以外のモデルさんを数こなしてからでも遅くはないんじゃ?彼女らにとっては余計なお世話なんでしょうが…。
●油分の残ったタオルで火災発生2007 /8 /14
すでにあちこちで話題になっているようですが、都内のエステでオイルの残ったタオルから発火し火災となったニュースです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070814-00000017-mai-soci
この業界になじみのない人であれば、オイル付きっぱなしで洗濯してないタオルを連想されるような気がするんですが、これはきっちり洗ったもの。それでも発火するくらいのオイル分が残ってしまっているんです。やっぱり普通に洗濯するだけじゃダメなのですね。
記事をまるごとコピーしてしまうと著作権法に触れるので控えますが、タオルを乾燥機に入れっぱなしとか、乾燥直後の熱いやつをカゴに詰め込んだ、などの状態で油分が酸化して「酸化熱」というものが発生し、それが発散する抜け道のようなものがなかったため出火に至ったという経緯のようです。この手の火災は2001年以降26件も起きているということが今回の調査ではじめて判明したとのこと。
知り合いが以前勤めていたサロンでは、やはりオイルが原因で乾燥機の排水部分がすぐ詰まって故障していたと聞いていたんですが火災の話は初めてです。1日の客数が少ない(よって使用タオルも少ない)個人サロンでは起こりにくい事故だとは思いますが、乾燥機を使用する際には気をつけたいものですね。
タオルに付着するオイルについては、その酸化臭が以前から問題とされてきました。しばらく使っているとどうしても油っぽい匂いになってくるのですね。なのでそれを避けるにはどうすればよいのか、あちこちで話題になっています。
いろいろみなさん工夫されているようで、私の聞いた限りでは
・使用後すぐ洗濯
・お湯で洗う
・作業着用の強力な洗剤を使用
・洗剤に重曹をプラス
などが挙げられていました。サイトアドレスは忘れてしまったのですが、作業着用洗剤はなかなか効果があるようで絶賛されている方がいらっしゃいました。
私は筋金入り石鹸派ですので洗剤はパス。液体石鹸(+炭酸塩)で洗っています。それでもやっぱりしばらく使っていると酸化臭は避けられません。これはもう消耗品と割り切って、気になったら買い換えるくらいがいいのかも。火災という事態まで発生しているわけですし…。
●アロマの資格について 2007 /8 /26
アロマ関連の資格も随分と多くなってきました。限られた学費の範囲内で、どの資格を取ろうかと頭を悩ませている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「資格だけではお客さんを集められない」「所詮民間資格だからなくたって始められる」という意見をよく耳にしますしまた間違ってはいないのでしょうが、現在活動しているアロマセラピストさんの大部分が何らかの資格をお持ちであることから考えても、この仕事をする上で無視するわけにはいかないものになってきていると思います。
私の知る範囲でのことですが、少なくともここ数年で、アロマセラピストの間では取得資格が「どのくらい勉強してきたのか、どんな理論で教育されてきたのか」の指標になってきているような気がするのですよ。さらにいいますと「重んじられている資格」とそれほどでもないものがあるようにも思います(さすがにどこがどうとは書けません)。勿論同じ資格持ってたって1人1人レベルは違うでしょうが一応の目安として。
個人的な意見としては、とにかく最初のうちは「大手」「誰でも知っている」と言われるところに所属なさった方が安心じゃないかなと思います。あんまり良い表現ではありませんが、そういうところで勉強していれば結構つぶしがきくのです。特異な理論を勉強したいのであればその後でも遅くはありません。実はこれに関してはもう少し書きたいのですが諸事情でここまでにとどめます。
さて、資格も大切と言ったところで、取得しただけつまりスクールをひとつ出ただけでそのまま開業出来るもんじゃないと私は思っています。学習内容と経験値が足りません。すぐ実戦につかえるほどのことを叩きこんでくれる学校は少ないのです。みんな卒業後サロンに勤めたり、修行中価格で週末サロンをしたり、お友達同士練習したり、それにくわえてさまざまなセミナーを受講しつつ知識と経験を積んでいきます。別の手技を習ったり複数の資格を取得したりする人も珍しくありません。東京にいたころ私の周囲はそんな感じでした。
「アロマセラピストは本当に勉強好きねー」とある人が感心していましたが、そうしないとついていけないのです。私が先月まで通っていた精油の化学の講座には、セラピストは勿論よそのスクールの講師や某協会の役員をなさっている方などおそろしいキャリアを持つ受講生が何人もいらっしゃっていました(もちろんわたくしはすみっこで小さくなっておりましたが)。ご自身でもアロマ本を出せるくらいのレベルでありながら「新しい発見があるかもしれないから」と初歩のクラスに参加なさるその意欲に頭が下がります。
しかしアロマ発展途上の福岡ではそうでもないようですね。殆どの方はどこかで自覚なさるようですが、中にはスクール卒業→速攻開業ってパターンもけっこうあるらしい(ヘタすりゃ去年までアロマのアの字もしらなかったような方が!)。これにはかなり驚きました。で、開業後スキルアップできるような場所もあんまり多くはないときている。地方都市なんだからと言ってしまえばそれまでですが。
この状況を嘆くのか入り込みやすいと喜ぶかは人それぞれでしょうね。
しかしまあ、関東であれだけセラピスト(及びその志望者)が多くてもスクールが乱立しすぎで頭打ちという噂もあり、これからは各スクール、開業支援の業者などが地方に手を広げてくるのではないかと思っています。選択肢が増えるのは喜ぶべきことですし、そうなれば少しずつでもレベルは上がっていくでしょう。というかそう願いたいものです。
ですが増えたら増えたで自分にあったところをしっかり選ぶ目は持ちたいものですね。いかがわしいところ、いいかげんなところも多分あるでしょうし(一言多いって…)。
スクールだの協会だのについて書きたいことはまだあるんですが今日はこの辺で。いつかまた。
申し上げるまでもありませんが、以上述べましたことはごく個人的な見解にすぎませんので、判断はご自身でなさってください。また、お付き合いいただいているセラピストさん全員が私の書くことに賛同なさっているというわけではありません。彼女らにはそれぞれ自分の意見があり、傲慢な発言を垂れ流す私を温かく(時には生温かく)見守ってくれているだけです。そのあたりを理解くださいますようお願い申し上げます。
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